喪服の七瀬のエトセトラ
2012年3月7日(水)
八話は、山梨県、根津記念館へとやってきました。
こちら、国登録有形文化財であります。大変、上品な邸宅です。
八話、清水家のお葬式のもようを撮影しました。
中に入ったところ、なんだか和室にデジャヴュ感覚が……。
お。ついに取材記者キタにも、超能力がキターー!?
堤幸彦監督作『SPEC~天~』でも、きっと、この場所が登場することを予言致しましょう。
ふざけていると、スターチャイルド・ヤダさんから「やれやれ」的に「ヤダヤダ」と嘆かれるので、先に進みます。
八話は、藤原知之さんが演出を担当します(お顔は演出家座談会をご覧下さい)。
藤原さんへ、四話の脚本を担当したイケテツ(池田鉄洋)さんから励ましのメッセージを頂きました!
「藤原さんには『トリック』のナビ番組などでお世話になっています。
彼をここまで成長させたのは、出演回数が多い私である、と自負しております(笑)。
すごい実力のある先輩方と仕事をしてきているから、それを糧にして、これからいい作品をどんどんつくっていくんじゃないでしょうか?(上から目線)。 単純な堤監督チルドレンじゃなくて、暴れようとしてるところも頼もしいと思います(上から)。
藤原さん、今度はぜひ、僕の脚本で監督してみたくないですか? オファー待ってます!(上から)」
藤原さんは、本音と建て前のカットが切り替わるところを、七話まで誰もやっていなかったやり方にトライしていました。
他にも、台本にキャラの裏設定を書き込むなど、八話への意気込みはなみなみならぬものがあります。
藤原演出がどんなふうになっているかは、オンエアでお確かめください!! そして、一、二、五、六の脚本を担当した佐藤二朗さんが、今回は俳優として登場です!コメントを頂きました~。
ゲスト俳優の方々の心の声を、木南晴夏さんが吹き替えている、というかなりシュールな状況についての俳優の本音を、ついに激白!?
「本当は自分が脚本を書いた回に出たかったんですが(笑)。実際出てみてびっくりしました。
脚本を書くときは役者目線で書いているつもりでしたが、この作品の大変さは想像できなかったですね。
心の声のときとたてまえのときで動きは同じで外観が変わるのでつながりを意識しないとならないんですよ。
小道具をもっているときは、持ち方や角度を変えないようにしないといけなくて。
それから台詞を言わないのも思いのほか苦労があるものなんですよね。特にお葬式のシーンはシュールでした。
お葬式ってみんな黙ってお経を聞いているでしょう。 このドラマは心の声があるけれどそれは七瀬がしゃべるから、
ドライ(カメラテスト)で、木南さんのナレーションが流れてくるのを聞きながら、黙って座っているだけなんです。
それはそれで楽しいし、台詞を覚えなくて済むっていうのもありますが(笑)、
やっぱり俳優は台詞が言いたくなるもので、演じたい!しゃべりたい!と思いました。
厳密に言えば、演じてはいるんですよ。例えば心の声で“いい女だな”と言うとき、そういう顔をしてみせるから。
僕、現場で言ったんですけど“やっぱり役者って台詞に頼っているんだな”って。
台詞で“いい女だな”っていうときと顔だけでその気持ちを表現するときって違う表情になるんですよ。
言葉で言うときよりも顔だけだとデフォルメしちゃうんです。
以前僕に“大変だった”とおっしゃった俳優さんの気持ちを身をもって知りました(笑)」
佐藤さんは、リハーサルでへん顔をして、木南さんを笑わせてばかりいたそうです。
そして、八話の心の状態は「ヒゲ」ですが、いろいろなヒゲがあり、あまりにヒゲで、
木南さんは、そこでもまた笑いをこらえるのに必死だったそうです。
木南さん、耐えて! あと三話です!!
かなり笑えそうな八話ですが、実は、原作小説では最終エピソードであり、
クライマックスでは七瀬がかなりヘヴィーな体験を七瀬が味わうことになります。
さんざん笑わされた後、木南さんはもの凄く大変な芝居をやることに……。
ここまでやっていいの!?というギリギリの表現に、(編集段階でも試行錯誤があったようです)深夜、身が凍るかもしれませんよ。
どんな心の声が聴こえてくるのか、覚悟してご覧ください!
こちら、国登録有形文化財であります。大変、上品な邸宅です。
八話、清水家のお葬式のもようを撮影しました。
お。ついに取材記者キタにも、超能力がキターー!?
堤幸彦監督作『SPEC~天~』でも、きっと、この場所が登場することを予言致しましょう。
ふざけていると、スターチャイルド・ヤダさんから「やれやれ」的に「ヤダヤダ」と嘆かれるので、先に進みます。
八話は、藤原知之さんが演出を担当します(お顔は演出家座談会をご覧下さい)。
藤原さんへ、四話の脚本を担当したイケテツ(池田鉄洋)さんから励ましのメッセージを頂きました!
「藤原さんには『トリック』のナビ番組などでお世話になっています。
彼をここまで成長させたのは、出演回数が多い私である、と自負しております(笑)。
すごい実力のある先輩方と仕事をしてきているから、それを糧にして、これからいい作品をどんどんつくっていくんじゃないでしょうか?(上から目線)。 単純な堤監督チルドレンじゃなくて、暴れようとしてるところも頼もしいと思います(上から)。
藤原さん、今度はぜひ、僕の脚本で監督してみたくないですか? オファー待ってます!(上から)」
藤原さんは、本音と建て前のカットが切り替わるところを、七話まで誰もやっていなかったやり方にトライしていました。
他にも、台本にキャラの裏設定を書き込むなど、八話への意気込みはなみなみならぬものがあります。
藤原演出がどんなふうになっているかは、オンエアでお確かめください!! そして、一、二、五、六の脚本を担当した佐藤二朗さんが、今回は俳優として登場です!コメントを頂きました~。
ゲスト俳優の方々の心の声を、木南晴夏さんが吹き替えている、というかなりシュールな状況についての俳優の本音を、ついに激白!?
「本当は自分が脚本を書いた回に出たかったんですが(笑)。実際出てみてびっくりしました。
脚本を書くときは役者目線で書いているつもりでしたが、この作品の大変さは想像できなかったですね。
心の声のときとたてまえのときで動きは同じで外観が変わるのでつながりを意識しないとならないんですよ。
小道具をもっているときは、持ち方や角度を変えないようにしないといけなくて。
それから台詞を言わないのも思いのほか苦労があるものなんですよね。特にお葬式のシーンはシュールでした。
お葬式ってみんな黙ってお経を聞いているでしょう。 このドラマは心の声があるけれどそれは七瀬がしゃべるから、
ドライ(カメラテスト)で、木南さんのナレーションが流れてくるのを聞きながら、黙って座っているだけなんです。
それはそれで楽しいし、台詞を覚えなくて済むっていうのもありますが(笑)、
やっぱり俳優は台詞が言いたくなるもので、演じたい!しゃべりたい!と思いました。
厳密に言えば、演じてはいるんですよ。例えば心の声で“いい女だな”と言うとき、そういう顔をしてみせるから。
僕、現場で言ったんですけど“やっぱり役者って台詞に頼っているんだな”って。
台詞で“いい女だな”っていうときと顔だけでその気持ちを表現するときって違う表情になるんですよ。
言葉で言うときよりも顔だけだとデフォルメしちゃうんです。
以前僕に“大変だった”とおっしゃった俳優さんの気持ちを身をもって知りました(笑)」
佐藤さんは、リハーサルでへん顔をして、木南さんを笑わせてばかりいたそうです。
そして、八話の心の状態は「ヒゲ」ですが、いろいろなヒゲがあり、あまりにヒゲで、
木南さんは、そこでもまた笑いをこらえるのに必死だったそうです。
木南さん、耐えて! あと三話です!!
クライマックスでは七瀬がかなりヘヴィーな体験を七瀬が味わうことになります。
さんざん笑わされた後、木南さんはもの凄く大変な芝居をやることに……。
ここまでやっていいの!?というギリギリの表現に、(編集段階でも試行錯誤があったようです)深夜、身が凍るかもしれませんよ。
どんな心の声が聴こえてくるのか、覚悟してご覧ください!